【S5レート2001】チョッキパオジアン×メガネイーユイ両軸スタンダード【最終435位】

 

皆さんこんにちは!リックです!

普段はyoutubeの「リックちゃんねる」で動画投稿をしています。

シーズン5にて3シーズン連続のレート2000、最終3桁を達成したので構築記事にしました。最後までご覧いただけたら嬉しいです!

レンタルパーティーです!良かったら使ってください!

【構築経緯】

※個体とか構築の動かし方だけ読みたい人は飛ばしてください

実はこの構築のスタートはセグカミラッシャ。S3で結果を残した並びが現環境でも通りが良さそうだったので採用した。

しかし相手のメガネイーユイやチオンドクガといった中速帯から高火力を押し付けてきたり、高耐久ポケモンと高火力ポケモンのサイクルがキツいと感じた。そこで中速高火力の上を取れて、かつ耐久に割くことでセグレイブの持つ対面性能を落とさないチョッキパオジアンを採用した。

アタッカーエナジーハバタクカミを使っていたが、最速じゃないとミラーで安定しないことや耐久無振りだとパオジアンやミミッキュの先制技に縛られてしまい動かしにくく感じたため、ハバタクカミ相手に安定して上から動けて、高いBにより先制技で縛られにくいテツノツツミを採用した。前述のイーユイドクガに対して強く出れることもかなり大きかった。

テツノツツミを使う上でアンコールから竜舞カイリューを展開できれば強いと思ってあつぞこブーツカイリューを採用。型はパオジアンにテラスを切りたい場面が多いことを予想して、テラスを切らなくてもパワーの出しやすいノーマルテラスしんそく型にした。

このままだと相手のHBでんじはサーフゴーがやや重いのででんじはサフゴに安定して出しつつステロでパオジアンのサポートをできるディンルーを採用。

最後にカイリューとの補完の良さや相手のガッサ対策にでんじはHBサフゴを採用した。

しかしパオジアンでは相手のチオンジェンがフェアリーテラスなどを切ると崩しきれない上にドクガとのサイクルだと押し切られるケースが多かったこと、ディンルーが選出できなかった際に相手のHBサフゴが重すぎること、環境からキノガッサが数を減らしていた上にイカサマダイス炎テラスもいてサフゴでは安定しないことからサフゴの枠をメガネイーユイにした。

このイーユイの採用が本当に良かった。イーユイよりも遅いセグレイブやチオンジェン、その他有象無象を全て焼き払える圧倒的パワーで目に見えて勝率が上がった。元々パオジアンと合わせて使っていたヘイラッシャディンルーのクッション組とも相性が良く、特にヘイラッシャのあくびで対面操作をしてイーユイを通す動きは非常に強力だった。

【コンセプト】

・対面性能の高いパオジアンと崩し性能の高いイーユイどちらかで数的有利を作って押し切る

・サイクルも対面的な動きどちらにも柔軟に対応する

【個体紹介】

パオジアン

テラスタイプ:でんき
性 格:いじっぱり
特 性:わざわいのつるぎ
実数値:183(220)-177(164+)-101(4)-×-86(4)-170(116)
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:つららおとし/ テラバースト / ふいうち / せいなるつるぎ
<調整>

H…8n-1

S…最速ガブ抜き

最強ポケモン

Sを削って耐久に回してチョッキを持たせることで撃ち合い性能が格段に上がった。タスキと違ってステロや先制技、砂ダメなどで削られても相手の攻撃を耐えられることが強み。特にエナジーを持ったツツミやカミには無類の強さを発揮した。ヘイラッシャに出てきたツツミのフリドラに受け出しする動きも強力だった。
テラスの電気はマリルリやヘイラッシャを意識して採用。地味にサーフゴーのでんじはが効かないのも偉かった。電気テラスを切ることでイーユイの受け出しが安定しやすい。

Sラインについて、現環境はパオジアンとガブリアスの間がほとんどいないのでミラー以外では気にならなかった。ミラーも大抵裏にヘイラッシャを置いて処理していたので問題なかった。

テツノツツミ

テラスタイプ:みず
性 格:おくびょう
特 性:クォークチャージ
実数値:131-×-135(4)-176(252)-80-206(252+)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:ハイドロポンプ/ フリーズドライ / みがわり / アンコール

前述の通り相手のイーユイやドクガ意識で採用した。終盤イーユイとドクガが増えていた印象だったので採用は正解だったと思う。
環境トップのSのおかげで不利を取りにくく非常に動かしやすいポケモンだった。特にエナジーカミの上を取れるのが偉く、めいそう読みで繰り出してアンコールで縛ったときは脳汁が止まらなかった。
対面性能が高くアンコールによる積み展開阻止もあって立ち回りに幅がある使っていて楽しいポケモンだった。

カイリュー

テラスタイプ:ノーマル
性 格:いじっぱり
特 性:マルチスケイル
実数値:191(196)-178(60+)-127(92)-×-121(4)-120(156)
持ち物:あつぞこブーツ
技構成:しんそく/ じしん / りゅうのまい / はねやすめ

<調整>

H…16n-1

S…1舞で最速ドクガ抜き

B…特化カイリューのハチマキノマテラしんそくほぼ2耐え

置き物だった

相手のガッサとかカイナとかキツいポケモンがいたらたまに出勤させてた。

この枠をもっと上手く使えれば更に勝てたと思うが考え直す時間もなかった。

今振り返るとガッサに強く出れるラムカイリューかカイナに強いゴツメなんかが良かったかな~という気持ち。

最強のカイリュー募集@無限

イーユイ

テラスタイプ:ほのお
性 格:ひかえめ
特 性:わざわいのたま
実数値:159(228)-×-102(12)-185(108+)-141(4)-140(156)
持ち物:こだわりメガネ
技構成:かえんほうしゃ/ あくのはどう / オーバーヒート / ふんえん

<調整>

H…16n-1

S…準速87族(セグレイブ、イダイナキバ)抜き

B…ハチマキノマテラカイリューしんそく最高乱数切り耐え

火力お化け

圧倒的パワーで自分より遅いポケモン全てを焼き払う最強ポケモン

その火力は凄まじく、そこそこCを削っているこの調整にも関わらずチョッキHAセグレイブをテラスオーバーヒートでワンパンできる。意味が分からない。

パオジアンと攻めの補完の相性がかなり良く、どちらも通らないことはほぼなかったので、より通りそうな方を軸として選出を考えていた。

実際に使うまではイーユイはスカーフの方が強いと思っていたがメガネの圧倒的パワーを体験して意見がすっかり変わった。実際最終日に当たった相手のイーユイもメガネが多かったように思う。

ヘイラッシャ

テラスタイプ:でんき
性 格:わんぱく
特 性:てんねん
実数値:257(252)-120-183(252+)-×-85-56(4)
持ち物:たべのこし
技構成:ウェーブタックル/ じわれ / あくび / まもる

あまり語ることのない宇宙最強クッション

パオジアンやセグレイブの電気テラバが増えていたのでテラスはでんきだがテラスを切らなくても火力アップアイテムを持っていなければ半分程度しか入らない。耐久お化けすぎる。

大抵の物理を受けつつあくびで対面操作をしていく。じわれも強いがこのポケモンの強みはあくびによる対面操作とてんねんのストッパー性能、高火力のウェーブタックルにあると思っている。安易にじわれを撃たずあくびの対面操作とウェブタの削りで勝ち筋を作っていくことが大切。

こんなことを言っているがいいとこでめちゃめちゃ割った。ありがとうヘイラッシャ

ディンルー

テラスタイプ:どく
性 格:しんちょう
特 性:わざわいのうつわ
実数値:262(252)-131(4)-156(84)-×-133(164+)-66(4)
持ち物:オボンのみ
技構成:じしん/ カタストロフィ / ステルスロック / ふきとばし

<調整>

B…陽気パオジアンのつららおとしオボン込みでほぼ2耐え

こちらも特に語ることのない最強クッション

色々試していく中でアタッカーディンルーも使ったがどうしても火力が物足りなくステロ型が1番強いと思っている。

毒テラスはカミ意識。メガネカミが構築全体でやや重めなので並び的にメガネカミに見える場合は初手投げしてテラスを切ってアドバンテージを取っていく動きをしていた。

受けポケだがテラスを切らないと弱点が多いことはやや扱いにくさがあるが圧倒的耐久力で弱点を突かれても大抵行動できる。タスキを持っているに等しい圧倒的耐久力だった。

【選出】

・パオジアン@2

・イーユイ@2

前述の通りパオジアンとイーユイの攻めの補完の相性が良くどちらかは通せそうな場合がほとんどなのでそこを選出のスタートとしていた。また、パオジアンイーユイどちらも選出しないと受け寄りの並びになりすぎてどうしてもパワーが出ない。

 

・対面構築(パオジアンカイリューツツミミミッキュコノヨザル辺り)

パオジアン+相手のパオジコノヨへの回答としてヘイラッシャ

・チオンドクガやサーフゴー入り

イーユイ絶対選出

・対受けループ

イーユイ+ヘイラッシャで火力押し付けて破壊するかじわれで破壊していた。当たらなかったので良かったがクレベラッキーとかはマジで無理だったかも。

 

パオジアンとイーユイ同時選出するケースも多々あったし、パオジイーユイツツミみたいな絶対引けない選出することもあった。

【重い相手】

キノガッサ

数を減らしていたので切っていた。当たったら上手い人はパオジアンのゴーストテラスをケアしてマッハパンチは撃たない願望つらら怯みを狙っていた。

・HB鬼火水ロトム

シンプルにキツい。ある程度削ればイーユイで相手倒せるのでそこを目指していた。

・受けループ

こちらのヘイラッシャが相手のヘイラッシャにじわれを当てなければ基本負け。どくびしの通りが死ぬほどいいのでそこも反省点。

【結果】

今期も無事にレート2000を達成できて本当に良かったです!

デフレ環境と中旬に1週間ほどネット環境の不具合でしばらく潜れず環境理解が遅れていたことから今期は厳しいかな~と思っていましたが諦めなくて良かったです!

最終日2000位レート1800くらいスタートからレート爆盛りできたのはいい経験になりました。来シーズンこそ2000で止めず更に高みを目指していけたらな~と思っています!

この構築の対戦動画や解説動画も上げているのでyoutubeも良かったら見てください~

対戦動画

構築解説動画

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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